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睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome)

<症状>

イビキが大きい、日中眠気が強い、熟睡感がない、

頭重感、倦怠感等の自覚症状

 

<原因> 夜間睡眠中に呼吸が一時的に停止している可能性。

・・肥満で首周りの脂肪が厚い、顎が小さい、筋力が低下している方

   (喉が閉塞して呼吸しにくい)

・・心不全などの心臓病、脳梗塞などの脳血管障害の方

   (呼吸を調節する脳の機能が低下して呼吸が不安定になる)

 

<放置すると> 心臓への負担が増して

・・高血圧、心不全、狭心症、脳卒中などのリスクが高まります。

 

<簡易呼吸検査>

・自宅で行える簡易検査。

・無呼吸の程度を、apnea hypopnea index (AHI) 値で指数化して重症度を判定

 

<治療>

・・AHIが高値で明らかに重症の方には以下の治療が推奨されます。

① CPAP(一定の圧で喉が塞がらないよう呼吸補助) 

② 口腔内装置(マウスピース、空気の通路を確保)

③ ASV(不安定な呼吸に対し圧を変動させながら呼吸補助)

④ HOT(在宅酸素療法)酸素を吸って酸素不足分を補う

⑤ 栄養相談(肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧、心不全などの軽減)

・・中等症の方は、さらに詳しい検査(通常1泊入院)をお奨めします。

  (専門病院をご紹介致します)

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